Bali 2009
2009-09-08Bali, IndonesiaSigma DP2

Day 1

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今日から4日間、バリのクタらへんに滞在します。JO729便がデンパサール空港に到着したのは22時30分。入国審査を済ませると、噂通り、勝手に機内預け入れの荷物を空港出口まで運んでチップを稼ごうとするポーターらしき人々が待ち受けてました。3つのカバンに対して、その数6人。適当にノーサンキューとか言いつつ荷物を取り返して空港を出ると、今回バリの全てをコーディネイトしてくれた日本人の方が迎えてくれました。夜の気温は東京と同じぐらい。

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実は今回はどこに泊まるか事前に知らされていなかったのですが、到着してみると、また別の日本人の女性の方が経営している Maya Sayang という素晴らしいヴィラでした。3ベッドルームとオープンリビングがプールを囲む、典型的なバリのヴィラ。WiFiもOK。非常にオススメです。

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チェックインが深夜だったので、周りが本当に静かで、プルメリアが芳しく、時折蛙だか虫だかが鳴いています。特に、GOMA - IN A JUNGLE に収録されて耳に残っていた鳴き声が生で聞けたことに感動しました。こいつらの鳴くタイミング、間の取り方は絶妙です。

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明日からは、バッテリー4つ+充電器2個体制のDP2でいろいろ撮りつつ旅をしてみたいと思います。

Day 2

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バリ二日目の朝は、甲高い鳥の声に起こされました。聞いたことない鳴き声で鳴きながら、部屋のすぐ前で動いてる気配が。

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朝食はパンとサラダとスクランブルエッグでした。パンは湿ってるし、フルーツは甘くないし、ジュースはぬるいです。でも、五つ星ヴィラとかホテル以外、バリの朝食はどこもそんな感じという話。

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メイドさんが二人来て、ヴィラのキッチンで作ってくれるというスタイルも最近は一般的らしいです。朝食はいろいろ選べるので、明日はバリニーズの朝食にしようと思います。

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その後はプールで少し泳いで、散歩。バリ語(9/13 訂正)インドネシア語で散歩はジャランジャランと言うらしいです。雑誌の「じゃらん」はそういう意味だったのかー。

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Maya Sayangはスミニャックという、クタ・レギャンより少し北の町にあります。ここは最近プライベートヴィラが増えているらしく、ウブドに住む日本人の方も、その増え方にびっくりしていました。クタより少し落ち着いているけど、買い物もできる、ビーチもある、というところです。

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交通量が多くて、クラクション鳴らしまくり。狭い道に路上駐車だらけで、それを取り締まる法律もないので、すぐに渋滞します。道の舗装もガタガタです。

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ランチは、ショッピングモールPLAZA BALI内に今日(2009年9月9日)の9時9分にオープンする"KEMANGI"のオーナーさん達と、その向かいの「中華海鮮レストラン」で食べました。これはインゲンのニンニク炒め。超美味で、インゲンっぽくないです。奥に写っている「小さいもやし」もおいしかった。

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これは蟹の胡椒炒め。今回は、SIGMA公式のAML-1ではなく、KENKOのクローズアップレンズNo.3の46mm径を使って接写してます。クローズアップレンズはあんまり使わないので、安いのでていいかなと。

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夜は"KEMANGI"のオープニングレセプションです。ちょうど、水曜日の「ジェゴグ」と重なっていたので、パーティをしながら伝統舞踊を鑑賞できる形になりました。

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ジェゴグは「深い、偉大な」という意味で、竹でできた木琴のような楽器(そしてそのその演奏)のことを言います。赤と青に分かれて、総勢20人ぐらいで威勢良く叩くと、竹の空洞が鳴るこもった音と、竹の表面が打ち付けられる高くて鋭い音が一つの音色となって響き、迫力がありつつも不思議な音が出ます。リズムはケチャと同じで、速いです。

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演奏中にもかかわらず、舞台に上がって写真を撮る許可をいただきました。後で実際に叩いてみたんですけど、棒?バチ?がすごく重くて、5分ぐらいで腕が痛くなってきました。

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途中でレゴンダンスの人が出てきて踊ったり、バリの太鼓と競演したりもします。白い服の老人はリーダー。

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というわけでKEMANGIオープンおめでとうございます。今日はこれで終わり。

Day 3

BVLGARI HOTELS & RESORTS

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三日目の朝食はミーゴレンにしました。ミーがそば、ゴレンが炒める、の意味。ナシゴレンは、ナシがご飯の意味です。

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朝食に必ずついてくるサンバルのミニパック。でもこれは本物のサンバルの味はしません。サンバルとは、日本の食卓における醤油的ポジションの調味料。バリの人は、これを何にでもかけるみたいです。韓国のキムチみたいに、家庭によって味が違うみたいですが、基本的な材料はタマネギと唐辛子を刻んだもの。

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今日の観光は諸事情により、ウルワツとウブドのリゾートを巡ります。最初に訪れたのはBVLGARI HOTELS & RESORTS

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バリと言えば、バリに3つもあるAMAN RESORTが有名ですが、2006年にBVLGARIが勝負を挑んだとのこと。

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ローシーズン、スタンダードタイプのヴィラで一泊28万円ほど。泊まれません。

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ウルワツの海を見下ろせるティールーム。後ろにはレストランがあります。

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ここは別のレストラン。

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道が急で複雑なので、移動はすべてカートで。

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エントランスに戻ってきました。このエントランスはちょっと感動的でした。

ASHITABA and Teras Padi Cafe

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バリ最南端のリゾート・ブルガリから北上し、車で1時間ほどかけてデンパサールの北東にあるASHITABAへ到着。ここはバリの名産であるアタ製品のお店です。

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これが材料のアタという植物。アタ製品は、ここがバリで一番品質が良くて安いです。お店の裏にある工房を案内してもらい、お店の人にカタコトの日本語で、編む→乾燥→燻しの行程を説明してもらいます。

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ヤシの実を燃料とする燻し釜で眠るアタ製品たち。こうすると丈夫になり、防虫効果があるそうです。また、模様の濃い茶色の部分は、着色ではなくアタの根本の黒い部分をうまく使って編むので、バリの伝統的な色とされているとのこと。編み方は緻密で丁寧です。いろいろ購入。

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次なる目的地に移動。バリでは至る所に石碑が奉られています。インドネシアは90%がイスラム教なのですが、バリ島だけは90%がヒンドゥー教(バリ・ヒンドゥー)です。このチェックの布はPolengと言って、必ず石像にかかっています。この布には魔除けの効果があり、善と悪・浄と不浄などの対立する二つの概念を表しています。

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ウブド・テガラランのライステラスを眺めるカフェTeras Padi Cafeに到着。ここはおいしくて、景色も良いのでかなりお勧めです。Google Maps内にムービーを発見

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ガセボ席は少ないので、予約した方が確実です。

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Nasi Kuning(ナシ・クニン)ココナッツミルクとターメリックを使ったご飯に、卵やチキンを乗せたもの。

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焼き魚の生サンバル和え Be Pasih Sambal Matah(べー パシ サンバル マタ)これでサンバルにはまりました。完全にサンバルファン。

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Lumpia(ルンピア)インドネシア風・野菜の揚げ春巻き

というわけで、食べた後はウブドのリゾート巡りへ続きます。

AMANDARI

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ウブドに到着して最初に訪れたのは、AMANDARIAMAN RESORTは建築やインテリアも格別ですが、一度宿泊した客に対しては、全世界のAMAN RESORTスタッフが名前を覚えるなど、超一流のホスピタリティを誇ると言われています。

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今日は結婚式がある様子。

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AMANがほかのリゾートと違うのは、その地域の特性を丁寧に、ふんだんに取り込むところ。AMANDARIはバリのリゾートの中でも一番「バリらしさ」とモダンデザインを美しく融合させています。

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プールの向こう側に、ウブドの渓谷と深い森が広がる、有名な景色。

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これでもかというぐらい赤い花。

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このバリの神様は、AMANDARIができるずっと前から、この場所にいたそうです。

FOUR SEASONS RESORT BALI at SAYAN

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次の目的地は、FOUR SEASONS RESORT BALI at SAYAN。AMANDARIからすぐ近くです。車寄せから降りて、最初に見える大きな橋を渡ると、巨大な丸い蓮の池、そして池の中央に下の階へ降りる階段。

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あの巨匠のあの建築と、あまりに似ていることが気になりつつ、階下へ。ここも、バリ定番の断崖絶壁建築です。

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こんなに美しい灰皿は使えません。ちなみに、AMANDARIの灰皿は、黒い砂で花の模様が描いてありました。

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この右下には本物の川が流れていて、水の流れる音や風に揺れる木々の音も建築の一部になっています。

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つづく。

MAYA UBUD

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本日最後の目的地に向かう途中、お祭りの行列に遭遇することができました。

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バリでは頻繁に見られる光景だそうですが、何か騒がしいウブドに一瞬の厳粛さを漂わせる行進。

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そして大トリMAYA UBUDです。夜は両側の池に蝋燭が灯され神秘的なのですが、今回は撮れず。

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ホテルマン&リツコさん@インドネシア語。このエントランスを抜けると、長い一本道が続きます。

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左手にはレストラン。この奥は信じられないほど広く、さらにその奥にライトアップされた屋外ステージがあり、伝統舞踊を観賞しながらのディナーショー的な催しが行われるとのこと。

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右手にはラウンジ。石の白、木目の茶、ソファの黒、クッションの黄色、芝の緑。

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MAYA UBUDはBVLGARIともAMANDARIとも違う空気を持ったリゾートです。加熱するバリのリゾート競争の中、似たようになりがちなアジアンヴィラの意匠に、念入りな差別化が図られている印象。

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特に敷地計画には定評があるということで、確かに歩いてみると、なんとなくどこに何があるか把握できるので、安心感があります。敷地面積も相当なもので、端から端まで歩くと15分〜20分はかかるはず。

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やっと奥にたどり着くと、また断崖絶壁。ただし今回は、その絶壁をエレベーターに乗って降りることができます。降りた先にカフェ、プール、エステ、そしてヴィラが少し。あと川。

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ジャングル・リゾート。バリはもうすぐ雨季ですが、この渓谷も雨が降るときっと美しいはずです。

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エステタイムを待ちながら、日が暮れる前に急いでシャッターを切る。ここはエステも評判が良いらしいです。

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谷底の森は深く、空気は冷たい。

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そして、宿へ帰ります。

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エントランスの後ろ姿。この、うまいことアーチのように曲がった木を、良く見つけてきたものだと思います。今日はこれで終わり。

Day 4

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バリ4日目も、快晴。庭を撮りつつ、ミーゴレンを食べつつ、出発。

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まだ一度も海に行っていなかったので、地元の人のお勧めでウルワツ方面のドリームランドというビーチまで。

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しかし、着いてみるとここはビーチじゃなく、サーフスポットでした。波が身長ぐらいまであって泳げないです。水はすばらしく透明。

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急な高波に飲み込まれて転び、驚きのあまり座り込んでしまった彼女を心配する図。

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Keep Bali Clean With Love. たしかに、バリは汚いです。

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シーフードバーベキューのランチを食べた後は、INTERCONTINENTAL BALI RESORT に少しだけ立ち寄りました。

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本当は広大なプールがあるのですが、今回は行けず、少しだけ撮影をして帰路につきました。

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都合により一旦スミニャックに戻ってから、今回の旅のトリであるケチャ@ウルワツ寺院へ。

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ところが、到着すると今日のケチャのチケットはもう売り切れ。一度スミニャックに戻ったことを、激しく後悔しつつ、しかたないのでウルワツ寺院を見学することにしました。

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モンキーフォレスト同様、ウルワツ寺院も猿だらけ。この方はDP2のレンズをしっかり見つめておられます。

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何度も、メガネや携帯、デジカメなどを取られないように、と注意を受けたのですが、猿を撮る一瞬の間メガネから手を離した隙に、後ろから来た猿に取られました。買ったばかりのic Berlin。

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焦って追いかけましたが、こういうところに逃げられるので、全然無理です。

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すると猿使いのオッサンが走ってきて、果物と僕のメガネを物々交換すべく猿と交渉してくれました。交渉は3分ぐらいのやりとりで成立し、猿はメガネを返してくれて、果物を持ってどこかに行きました。ほんと良かった。

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僕はオッサンに結構な額のルピアを渡しながら、猿もオッサンもこうやって生計を立てているんだろうな、と思ったりしました。

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そして、ウルワツの絶壁を眺めながら、バリでやり残したことを数え、また来ようと心に決め、成田に戻ったのでした。おわり。